ChatGPTでBVE6用
オブジェクトを作る方法
ChatGPTを使うと、BVE6で使用できるテキスト形式の.xモデルとPNGテクスチャを、対話しながら作成できます。
本ページでは、必要なファイルの依頼からストラクチャー登録、マップ配置、表示確認、修正依頼までを順に説明します。生成結果は毎回同じとは限らないため、最終確認は利用者自身で行ってください。

AIでのオブジェクト制作例。
線路・架線・背景や地面以外は全てAI生成のオブジェクトデータを使用。
このページでできること
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ChatGPTへ伝える依頼文を作る
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.xモデルとPNGテクスチャを受け取り、路線フォルダーへ配置する
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ストラクチャーリストへ登録し、マップ上へ配置する
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表示不具合を整理してChatGPTへ修正依頼する
STEP 0:用意するもの
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BVE6、Bve5と、編集できる路線データ
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ファイルを生成・受け取りできるChatGPT環境
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テキストエディター
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表示確認用の短い試験線
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編集前の路線データのバックアップ

直線に線路と架線だけの試験線があるとオブジェクト制作がやりやすい。
STEP 1:ChatGPTへオブジェクトを依頼する
作りたいオブジェクトの形状、寸法、色、必要なファイル、BVE上での見え方を一度に伝えます。
まずは次の依頼文をコピーし、内容を目的に合わせて書き換えてください。
生成用指示文
BVE Trainsim 6で使用するオブジェクトを作成してください。
【種類】現代日本の2階建て住宅
【寸法】幅8.4m、奥行き7.2m、高さ約7m
【外観】明るい外壁、切妻屋根、窓・玄関・ベランダ付き
【必要ファイル】
・テキスト形式の.xモデル
・PNGテクスチャ
・ストラクチャーリストへの登録例
・マップ上への配置例
BVE6で確認できる構成にし、屋根やひさしは下から見ても
消えないようにしてください。ファイル名は半角英数字にしてください。
【依頼のコツ】
オブジェクトのおおよその寸法と複数方向の参考写真・イラストがあると形を指定しやすくなります。
正確な寸法がわからない場合や参考がない架空の建物の場合は未指定の欄があっても大丈夫です。
実在する建物の写真やロゴを使うときは、利用・公開できる権利も確認してください。
STEP 2:生成されたファイルを確認する
ダウンロードしたファイルを開く前に、次の点を確認します。
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.xモデルとPNGテクスチャがそろっている
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ファイル名に全角文字(日本語表記)や不要な空白が入っていない
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受け取ったファイルを別々に改名していない(名前を変更すると読み込めない可能性が高い)
STEP 3:路線フォルダーへ配置する
例として、次のような構成で保存します。
フォルダー名は任意ですが、後の指定にも多数使用するので自身がわかりやすい名前がオススメです。
配置例
Scenarios
├─Route(任意の名前:Koitome_Testなど)/
| ├─ Map.txt
| ├─ Structures.csv(Structures.txtでも可)
| └─ Structures/
| ├─ ModernJapaneseHouse.x
| └─ ModernJapaneseHouse.png
└─ScenarioTitle.txt(任意の名前:Koitome_Test_Track.txtなど)
【ワンポイント】
・ScenarioTitle.txtがMap.txtを参照。
・Map.txtがStructures.csvを参照。
・Structures.csvがModernJapaneseHouse.xを参照。
・ModernJapaneseHouse.xを構成する素材の一つがModernJapaneseHouse.png。
以上のような関係性でScenarioデータは作られています。
STEP 4:ストラクチャーリストへ登録する
Structures.csvへ次のように追記します。
1行目のヘッダーがすでにある場合は、同じヘッダーを追加せず、登録行だけを追記します。
ここでの登録を忘れてしまうと読み込むことができないので、面倒でも確実に設定するようにしましょう。

STEP 5:マップ上へ配置する
Map.txtでストラクチャーリストを読み込み、配置位置を指定します。
次の例では、距離程100mの位置に、軌道中心から横方向へ10mずらして住宅を置きます。
配置例を2つ用意しましたが、どちらもゲーム上での結果は同じです。開発者の好みに合わせて好きな方を選びましょう。
配置例1(複数行で整理する場合)
Structure.Load('Structures.txt');
100;
Structure['ModernJapaneseHouse'].Put(
0,
10, 0, 0,
0, 0, 0,
0, 0
);
配置例2(1行に収める場合)
Structure.Load('Structures.txt');
100;
Structure['ModernJapaneseHouse'].Put( 0, 10, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0);
【ワンポイント】
最初の0は配置基準とする軌道番号です。(自分が走る線路が0)
続く10は横方向の位置で、残りの位置・回転・傾斜・曲線追従に関する値は0にしています。
これらの数値をいじることで、建物の位置や高さ、回転を自由自在に変えることができます。
STEP 6:BVE上で表示を確認する
ここまでできたら、ついにBVEのアプリケーションを起動してオブジェクトの出来映えを確認します。
路線を読み込み、近くからだけでなく複数の方向と高さから確認して、不良や不具合が出ていないか確かめましょう。
――――チェック項目――――
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モデル全体が表示されている
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テクスチャが正しく貼られている
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大きさ、高さ、線路からの距離が適切である
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正面・背面・上・下から見ても面が不自然に消えない
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意図しない透過やちらつきがない

下から覗くと屋根が透明になる不良が出た。
(テクスチャの適用ミス)
STEP 7:問題が出たらChatGPTへ修正を依頼する
不具合があっても、最初から作り直す必要はありません。
「症状」「再現条件」「希望する状態」を分けて伝えます。スクリーンショットも添えると状況が伝わりやすくなります。

屋根が透明になる不良の修正依頼。
今回はたった一度の指示で修正が完了した。

修正後の住宅オブジェクト。
利用前に確認したいこと
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生成結果は保証された完成品ではありません。配布前に必ずBVE6上で確認してください。
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写真、企業ロゴ、広告、既存モデルなどを使う場合は、利用条件と公開範囲を確認してください。
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複雑な形状は表示負荷が高くなることがあります。必要に応じてポリゴン削減やLOD違いを依頼してください。
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実物を正確に再現したい場合は、寸法資料と複数方向の資料を用意してください。
よくある質問
Q. 一度の依頼で完成しますか?
A. 一度で使える場合もありますが、形状や表示方向によって修正が必要です。BVE本体で完成状態を確認し、症状を具体的に伝えて調整してください。
Q. 既存路線へそのまま追加してもよいですか?
A.自作の既存路線への追加は、先にバックアップを作り、試験線か複製データで確認するのがおすすめです。
他のクリエイターが作成した路線データへの追加はトラブルの原因になるので控えた方が良いでしょう。
(他者の路線データには多岐にわたる権利関係や制作者の意図・思いがあります。マナーを守って遊びましょう。)
Q. 写真だけでも作れますか? 写真や資料がなくても作れますか?
A. 作成の手掛かりにはなります。複数方向の写真と寸法を添えるほど指定しやすくなります。使用する写真の権利も確認してください。
写真や既存の建物の指定がなくても充分使用できるオブジェクトデータが作れます。今回、鯉留地方計画で制作したオブジェクトデータは特に画像や具体的なモデル指定はしていません。
Q. あとから自分で編集できますか?
A. できます。MetasequoiaやBlenderなど自身の手で調整することも、修正内容をChatGPTへ伝えて再出力してもらうことも可能です。
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